缶バッジの夢

既製品で缶バッジを作り、額に飾り、タイトルを付けるだけ。

私の缶バッジは、折り紙、端切れ布、シール、スタンプ等、全て既製品で出来ています。 描いたり、切り絵にしたりと言った「1から作る作業」をしないことにしています。 現在は昔と違い、絵の具から自分で調合する時代でもなくなりました。 いろんなものが既に準備されているという点では、クリエイターは楽が出来る時代になったと言えます。その極限を、缶バッジでやってみることにしました。構成して、専用の装置で缶バッジにして、額にいれて、タイトルを付けるだけ。これを一つの「芸術行動」として、やっていきたいわけです。 世の中だって似たようなものです。 共同体は、構成員を1から作る事は出来ません。生まれたときから人生が決まっている人も(あまり)居ません。事業でもアートでも、作る側は必ず、素材などの構成要素が最初から持っている「個性」に制約を受けながら活動しています。 缶バッジだけが特別ではないのです。 たかだか缶バッジ、されど缶バッジ、芸術とは何かを一つの角度から考える、契機にしたいなと思います。 因みに、材料は一部を除き、普通に文房具点や百均で売っているものばかりです。
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